今、夏の空を仰ぎ見て思うこと。私と同世代の中高年は、ここ何年も青い空の夏らしい情景の海を観ていない方は多いだろうなと感じました。今の状況が状況なので余計にそう感じますが‥
私は、中高年の世代こそ、スキューバダイビングをおすすめします!
何故このスポーツをおすすめするのかと言いますと、
- まず、世界観が変わります。本当に。陸上では見られない光景がたくさんあります。いちいち一つひとつの風景、生き物の動きに感動します!
- 何よりも、泳げなくても専用の器材を使うので、(酸素ボンベ、レギュレーター等)心配ありません
- スポーツにありがちな競走なども無く、無理をせず、自分のペースでゆっくり行うことができます。
実はまっきいは、20年くらい前にスキューバダイビングをやっていました。PADIの、open waterの初心者のCカードを取得し、本数はやっと2桁、潜ったのもグアムと沖縄と伊豆の海くらいの少なさですが、どの海も陸上では見られない未知の光景が広がり、とても感動したのを覚えています。
東京のダイビングショップで筆記試験、その2週間後にグアムの海で実技試験を受けて、翌日には早速、午前と午後に水深18mの深さの海を潜って、遠くに揺れるチンアナゴの群れ、ソードフィッシュ、岩陰で眠る伊勢エビやウツボ、巨大なウミウシを観ました。
ちなみに、PADIとはスキューバダイビングの認定団体です。世界180ヶ国以上、約5,800以上のダイブセンターや、ダイブリゾートと提携、認定ダイバーは1700万人以上と、規模は世界最大です。他にもNAUIという大規模な認定団体があります。
潜りに行った中で、特に印象に残っているのが沖縄で知り合った方で、還暦記念にダイビングを始めたと言う女性がいました。娘さんに付き合ってもらっての参加とのこと。この時は、素直に驚いたのですが‥
日本では、スキューバダイビングを始めるのは若い人が中心のイメージがありますが、アメリカや欧米では、シニア層が夫婦や友達同士で始めるのが多いのだそう。‥びっくりですね。
スポーツもそれぞれの体力に合わせて、という条件がありますが、スキューバダイビングも、もちろん、始めるのに「遅い」ということはありませんが、水中でのスポーツなので無理をせず、しっかりと体調管理を行うことが最重要です。また、少しでも不安があれば、遠慮なく質問できる同世代の指導員、ガイドがいるダイビングショップを何軒か調べてみてから決めるのがベストです。
また、スキューバダイビングってどんな感じだろうと思ったら、お手軽なのは旅先での体験ダイビングです。免許無しでも参加できます。
まず、簡単な講習を受けた後、必要な機材を実際に身に付けてみて、浅い海で(水深4~5mくらい)ガイドの方に付いてもらいながら、海の中の風景を楽しみます。また、機材を付けなくてもシュノーケリングで海の中を体験することもできます。これだけでも雰囲気は充分わかります。
その後で、本格的に免許を取ってみようかなと決めるのもいいかもしれません。
本格的にCカードのライセンスを取る場合は前述の通り、筆記試験の後、プールでの講習、その後に海での実技試験があります。一番最初のランクはopen waterで、合格すると水深18mまで潜れるようになります。
ですが、20年ほど前に受けた時は、プールの講習を受けた記憶が無く、すぐに海へエントリーした覚えが。浜から歩いてのエントリーだったんですけどね。多分、水深が浅いところだったので、プールの講習も兼ねていたのかなと。今は、プールでの講習は必須なので、いきなり海へ!ということは無いので、安心ですけどね。
また、半年以上ブランクがあるダイバーは、リフレッシュダイビングという講習があります。やはり、必要なスキルや器材のセッティングの仕方を忘れてしまっては、大変なことになりますので、少しでも不安がある方は、6か月以下であっても受講されることをおすすめします。
まあ、私の場合は時間が空きすぎているので、体験ダイビングと、必要なスキルの復習から始めないと、ですが‥これも、ショップの方と要相談ですね。
このように、スキューバダイビングについて色々述べさせていただきましたが、これはもう、「百聞は一見に如かず」で、とりあえず体験ダイビングで潜ってみていただきたい!海に魅せられること間違いなしです。ぜひ、非日常を体験してみて下さい!
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