多すぎる情報の取捨選択

50代から

先日の笑える「物忘れ」から、ちょっと笑えない「物忘れ」のお話をば。

今の時代、知りたい情報は、ちょっと検索すれば溢れかえるくらい出てきますもんね。普通にネット検索するよりYouTubeやSNSの方が、良い!と言う人もいますし。その知識を知っていれば、学んでいれば仕事に役立つ、財産になる等、興味を引くタイトルのコンテンツばかりですもん。

古い話ですが、昭和20年代の平均寿命は50代(!)脳がまだまだ好奇心旺盛な時期に死を迎えるということ‥戦後間もない時代、栄養状態なんて最悪な時代だったから、致し方無かったのでしょう。そして今、令和の時代では男性は80代中間位、女性に至っては90代近くですって。こんな状態で老いていくなんて、体だけではなく、当然、脳に情報を入れるエネルギーなんて残っていなくて、脳への書き込みもままならない。アルツハイマーじゃなくても、色々忘れてしまいますよね。飛躍的な寿命の延長に私たちの脳の進化は追いついていません‥

と言いますか、若い世代でも情報の洪水に巻き込まれて、物忘れ外来で若い人たちが(30代前後で、しかも仕事をバリバリこなす人)忘れてはならない仕事の内容を忘れて、お客様に多大なるご迷惑をおかけしてしまったと、お医者さん相手に泣き崩れるシーンもあったりします‥

若年性の認知症なんて、そうそうあることでは無いのです。情報が多すぎて、疲れ果ててしまっているのです。私たちが自分らしく生きるためには、すべての情報を鵜呑みにせず、時には意識的に情報を遮断したり忘れたりすることも(どこかに記録しておいて)大切なのではないかと。

情報の取捨選択は難しいことですが、自分としても気持ちを上手に切り替えつつ、勉強していければと思います。

50代から生きかた
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