今回も、CADオペレーターについてのお話をさせていただこうかと。
さて、ぶっちゃけ。今、30代中間以降の方で、自分なりのスキルを高めたい方や、在宅で仕事をしたいと思っている方は、CADオペレーターのお仕事はおすすめできません。
これだけCADオペについて語ってて何言ってんの! ‥ですが。
あくまで上のCADオペは、機械設計についての製図作業です。建築業界についてはもう少しいける気がしますが‥
その理由を2つと、その結果から、もっと在宅ワーク求人で今後増えると思われるお仕事についてもお話させていただきます。
初心者CADオペレーターは、かなり苦労することも
まっきいは専門学校を卒業したわけではなく、まるっきりの初心者で仕事に就いたので、一からのモノづくりの勉強は大変でした。
職場の実際の現場で造られているものの理解と、自分の実力の証明として資格を取るための学習なので、どちらも大事。同時並行で勉強なんてあの当時よく出来たなと思います‥
まず一つめは、認定資格について。
CADの資格に、「CAD利用技術者試験」があります。2級はちょっと勉強すれば合格できますが、準1級、1級、と急が上がるにつれて難易度は高くなります。
2級は今現在では50%、それ以上は30〜40%ほどくらいでしょうか。以前はもっと簡単だったし、機械、建築などで分かれてもいませんでした。
やっと3次元CADの分野が出来たくらいだったか。
派遣の営業マンは、必ずと言っていいほどこの資格を取るようにいってきました。私も、情報量が少ないながらも、これがある程度自分の力を証明できるものだと信じていましたから、必死になって勉強していました。
合格はしたものの、今となってはあまり関係ない仕事に就いているので、「あ、パソコンが使えるおばちゃんだ」くらいの認識しかありません。笑)
派遣先の技術者曰く、「この認定資格は全く意味が無い!」とか言う人もいますが、「このCADオペは常日頃から勉強する癖が付いているな」という視点で見ている技術者もいます。
やはり、学びに無駄はないということですね。
二つめは、現場で実際に造られている物の理解について。
最初にCADオペの仕事をした職場では、自社独自の製品を作っていたので、とても勉強になった覚えがあります。
それに、あまり大きな会社ではなかったので、気軽に現場へ出て質問し放題だったので、それも恵まれていたと思います。
製図業務以外にも、実際に納品したものがきちんと動作しているか、また、一部メンテナンスが必要な部分もあったので、客先へ行って設備の点検前後の写真撮影や、交換した部品の劣化状態の写真を撮って客先へ提出、製品の取扱説明書の作成もしていました。
当然、仕事を覚えるにつれ、仕事量が雪だるま式に増えていった覚えがあります。
今、この仕事に就いている方は既に感じていることかと思いますが、結局は技術者の身の回りの雑用じゃないかと感じた人もいるのではないかと。
派遣されたその職場の相性もありますが、あまりトントン拍子に上手くいきすぎると、気がついたら自分は山のような仕事量で残業、設計者は既に帰宅。なんてこともありました。
でも、まだこれは良い方で、別の派遣先では仕事の内容が理解しにくかったりして、担当者に何度も質問して作業の手を煩わせてしまったことの方がつらい思い出ですね。
それで、めっちゃ怒られたり。 ←今は笑い話で済んでますが、当時は本当に毎日が大変でした。
日々の学習も重要ですが、自身の健康を最優先と、納期のスケジュール管理で上手に乗り切っていくのが一番良い方法かと思います。
覚えた仕事の一部は、今やりたいことの助けになっていること
今、自分がCADオペとしてやってきたことを書きましたが、勉強量も仕事内容も相当な量になります。業界によってはCADオペは人手不足だとも言われますが、30代後半からだと、かなりきつい仕事だと思います。
今となっては、母親の介護が必要になってこの仕事から離れたわけですが、正直なところ、体力や学習し続けるスピードや量など、自信が持てなくなったこともあります。
そして、全く分野の違う仕事にも挑戦していくのですが、そのお話はまた後ほどとして。
ランサーズやクラウドワークス等の在宅ワーク専門の求人サイトを見てみると、何年か前には存在しないような仕事もあります。これから青天井だと言われる分野もいくつかあったりします。
よく副業におすすめのクライアントワークは、データ入力や軽作業、プログラミング、動画編集、動画のナレーションや朗読などもあり、他にも色々な職業があります。
ご自身のスキルは仕事だけに留まらず、何かしらあるものです。それも踏まえた上で探してみることも強くおすすめします!
そして、まっきいは‥今は趣味レベルですが、仕事としてやってみたいことがあります。
その仕事で役に立ちそうなこととして、製図の仕事をしていた後の3年くらいは、3Dモデリングをやっていたので、少々複雑なソフトの扱いは慣れていること。
先ほどの自社製品を扱っていた職場で、工事写真や取扱説明書を作成していたおかげで、当時はあまり普及していなかった(と思われます‥すみません;)Adobe製品のPhotoshopを永く使っていることが、今の自分には大きな強みとなっているので、これを利用しない手は無いなと。
ですが、放っておくと劣化‥忘れてしまいがちなので、大事な宝を今も磨いているところです。
どの分野でも、勉強は必要だけど、作業していて楽しいワクワク感や、時間を忘れて没頭してしまうほどなら、これほど幸せなことはないですよね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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