久しぶりに、ちょっと強烈な本を読みました。
元ライブドア社長の、ホリエモンこと堀江貴文氏の「ゼロ」。
さまざまなメディアで放たれる、強烈な発言、強い自己主張、人並外れた高いビジネス力と、当然ながらまるで自分とは真逆な方の本です。
なるべく、ネタバレを避けて感想を述べさせていただきます。
人生を切り拓く達人は、やはりご両親も。
何故私が、真逆な考えを持つ彼の本を手に取ったのかと言いますと、自分の力で人生を切り拓いた彼の行動力はどこから来るのか、知りたかったから。
九州の田舎で、強烈な個性を持ったお母様と、寡黙なお父様。やはり、お母様も働くことはお好きだったようで。
また、彼は自身のこと、生まれや育ちなどはこれまで私が知る限り、一切語ったことは無かったように思います。
今の若い人たちは、「やりたいことが見つからない」「どうしたら自分なりの天職を見つけられるのか」など言いますが、彼曰く、仕事をするのが嫌になるのは、「圧倒的に経験不足だから」と。
経験を積み上げるにしては、私のような年齢ではかなり無理があるのでは、と思いますが、ここ最近は、無理と知りつつ行動的な人の動きを見ると、自分もつられて動きたくなってしまいます。
あわよくば、どこからか手をつけられるところがあれば、真似て手を出そうかと企んでいる自分がいます。
次元が違い過ぎなんですが‥💦
話を戻して、「圧倒的に経験不足」であれば、経験を積み上げること、ほんの少しの勇気や挑戦が、経験に繋がる。後にはのめり込む楽しさが付いてくる。
なのに、チャンスが目の前に来た瞬間に、恐れおののいて逃げてしまったり、と言うことが今までにもたくさんありました。
今思えばずいぶんと勿体無いことをしたと思います。
何よりも、退屈な環境が嫌だったから
ホリエモンの生立ちに戻って、彼はこんな退屈な田舎から出たい。しかし両親は地元で働くことを望んでいますが、彼曰く「こんな田舎で一生暮らすつもりはない」
他にも色々と理由はあったのでしょう、自由を求めての選択に愛知や大阪と言う考えもなかったようです。
早稲田や慶応のような私大なんてお金がかかる大学は必ず反対される。
とは言え国立大学であれば、九州大へ行けと言われて地元に残るまま。
同じ国立大学でも一橋大があるが、両親を説得できるものには出来ない。だったら先ほどの九州大を受けろと言われてしまう‥
「どんな強情な人間でも認めざるを得ない、最大級の結果が必要だった。考えに考えを重ね、出てきた結果に目眩がしそうになる。僕は自分にしかと言い聞かせた。」
両親を認めさせるには、東大を受ける以外方法はない‥もう、この時点で只者ではないですよね。10代でこの決断と行動力は尋常ではありません。
その他、大学へ進学してからヒッチハイクにはまったこと、女の子相手には何を話していいかも分からないほどの奥手ぶり。
これはかなり驚きました。すごく意外ですよね。
やっぱり、このお方は。
そして何より、ホリエモンは恐い(笑
一緒にお仕事している、寺田有希ちゃんはどんな思いでホリエモンと向き合っているのだろう。
そのあたりは「ゼロ」にはまだ無かったかな。彼が出所してすぐの本だから。
これ以上お話するのは流石にネタバレになるので、ここまでとしておきますね。
詳しくは‥↓
そして私はと言うと‥
お恥ずかしい話ですが、私は仕事に対して明確な目標は持っていません‥
いえ、大体みな、そんな感じではないでしょうか。
日々、生活のために自分の能力に見合った時給でお仕事をして、その対価で毎月お給料をいただく。
それが私を含めてほとんどの人がそんな感じでお仕事をしているのではないかと。
だけど、仕事をしているどこかのタイミングで、もっとこう出来ればとか、もっと効率よく出来ないかとか、僅かながら思うことはあります。
これを、提案する相手を間違えると、「余計なことするな!」とか言う輩もいたり。
あからさまな間違いでなければ、試してみる価値はあると思うのですが‥最近は、「余計なことせんとこ。」と思ってしまう情けない自分がいたりします。
影響力のある人、自分の意思を貫き通すあまり、刑務所に入ってしまった過去もあるくらいの人の人生とは、どんなものだったんだろうと手にとってみました。
頭の良さは、もう無理。
だから、行動力くらいはほんの少しでも真似したい。
昨日の自分を越えるためのきっかけを、貴方にも。 そして何より私から!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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